仮面浪人シリーズ第一弾
4年前の今頃、私は仮面浪人生でした。
このブログは仮面浪人をしている人、仮面浪人をしようか迷っている人、浪人生になろうと決めた人、全ての進路に悩む受験生へ向けたものです。
私の経験が一つの選択肢として読んでくれた誰かの役に立てることを祈っています。
1, そもそも仮面浪人とは?
仮面浪人とは、大学に在籍しながら別の大学や学部を目指して勉強する受験生のことです。
その場合在籍している大学よりも難関な大学を目指すことがほとんどだと思います。
要は大学生という仮面を被った浪人生ということになります!
仮面浪人の存在すら知らずに終わる人も多いと思います。
私もいつこの言葉を知ったか覚えていません。
よく聞く仮面浪人の例として、早慶から東大や、MARCHから早慶へというものが挙げられると思います。
しかしながら、私が現役の時に合格したのは偏差値43の女子大だけでした。
この実力で早稲田やMARCHを志望していたなんて本当に無謀でしたね。
この記事では仮面浪人とはどういったものなのかということを詳しく説明したいので、
現役時代・浪人時代の過ごし方については改めて別の記事で書きます!
私は現役時代の第一志望受験日の朝に仮面浪人をしようと決意しましたが、
(今思えば落ちる気満々ですね笑)
大学進学後に決めてももちろん間に合います!
遅くても夏休みまでには決断したいものです。
さて、仮面浪人にはメリットもデメリットもたくさんあります。
私は全て踏まえた上で仮面浪人することにしました。
ここからはそれぞれについて例を挙げていきます!
2, 仮面浪人のメリット
まずは良い面から紹介します。
・大学生という社会的地位獲得
→正直仮面浪人を視野に入れる受験生の中でこれが一番のメリットではないかと思います。
高校を卒業するとき、自分の心持ちはもちろん、世間体的にも進路が大学生と浪人生では大きく異なります。
・失敗しても戻るところがあるという安心感
→浪人生が失敗したらもう一度浪人生として二浪目を迎えることになりますが、
仮面浪人は在籍している大学に何事もなかったかのように戻ることができます。
・単位を次の大学で引き継げる可能性がある。
→これは合格した後の話ですね。
私はこの制度で再入学後の大学に20単位引き継ぐことができました。
3,仮面浪人のデメリット
次に悪い面です。
・仮面とはいえ一年遅れるので浪人したのと同じ
→これを受け入れないと仮面浪人をすることはできません。
合格した場合、一学年下がるということは覚悟してから臨む必要があります。
・大学の勉強と受験勉強を両立しなければならない
→大学は高校と異なり専門的な知識を学ぶため、それなりに勉強時間を確保する必要があります。
また、出席も単位に影響します。
・誘惑が多い
→サークル、バイト等周りが大学生活を謳歌しているなかで一人勉強を続けるのは本当に辛いことでした。
・同志が少ない
・友達に隠しながらやらなければならない、あまり良い風に受け入れられない
→どんな大学でもそこを第一志望とし入学してきた同級生はいます。
私は親しい数人にのみ打ち明け、みんなの前でも勉強することを選びましたが、言わないのも手だと思います。
・仮面浪人に失敗し通っている大学にそのまま通い続けても単位が足りない可能性がある
浪人生としての受験勉強にばかり時間を割いていると単位を落とし留年する危険があります。
4,まとめ
いかがだったでしょうか?
見ての通り、仮面浪人にはデメリットの方が多いということが伝わったかと思います。
単刀直入に言います。
私は仮面浪人をお勧めしません!
進学すると決めたなら、胸を張って通う。
浪人すると決めたなら、しっかりと受験勉強に専念する。
これ以上に効率の良いことはありません!
しかしながら、私は仮面浪人をしてよかったと心から思えています。
仮面浪人をしても早稲田には届かず進学したのはMARCHですが、現役時代の実力からしたら夢のまた夢でした。
合格発表の日の喜びは今でも昨日のことのように覚えています。
一人でも多くの同じ悩みを持った受験生が納得のいく進路を決められるよう
これからも仮面浪人について記事を書いていくので読んでいただけたら嬉しいです。
最後まで読んでくださってありがとうございました!
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