こんにちは!みいなです
今回は、仮面浪人・留学(留年)経験者の私がどのような就職活動を行なったのかについてです。
現在同じ状況の方やこれから就活をするにあたって不安に感じる方に
参考にしていただけると嬉しいです。
こんな方にオススメ
- 浪人、仮面浪人をして就活が不安な方
- 留学をして就活に遅れをとって不安な方
- 漠然と就活が不安な方
1, 大学3年次、インターン編
私はIT系の専門商社から内々定をいただき就活を終えました。
この章では、主に私が大学3年次にどんな就活をしたのかざっくばらんに書きたいと思います。
まず私が就活を本格的に始めたのは大学3年の冬でした。
正直、非常に遅いと思います!
通常であれば、3年の夏にインターンに参加するところから始まりますが、
私は3年の夏から4年の夏前にかけて留学していたので遅れを取りました。
と言いたいところですが、全てが1年後倒しになっていたのでただの怠惰です。
業界研究もたいしてすることなく、入学当初からやりたいと考えていた
マスコミの仕事のみを見て当初は活動していました。
これが私の一つ目の反省点です。
私のかつての考え方や将来像について、よろしければこちらもご覧ください。
本格的に始めたのは冬だと前述しましたが、夏季インターンにも
いくつか参加しました。
テレビキー局のディレクター職、大手制作会社、大手総合出版社などです。
選考が伴うものもありましたが、特に苦労することなく進みました。
しかしどの会社のインターンに参加しても楽しそうとは思うものの
自分がそこで働くイメージが出来ずにいました。
”自分の言葉で世界を変えたい”という私の夢は、
今のマスコミでは叶えられないということに気づいたからです。
そこで自己分析をした結果、志望業界は商社に固まりました。
自己分析に関しては後ほど…
冬はあまり業界が絞れていなかったので
インターンに参加せず、自己分析や業界研究、SPI対策に時間をかけました。
2,大学4年次の春、エントリー編
そして3月1日、エントリー開始です。
正直なところ、ここでもまだ意欲的に活動していませんでした。
大学受験の経験から、無理な高望みはよくないと学んでいたからです。
大手であるに越したことはないけれど、五大総合商社なんてMARCHの私には無理だと考えていました。
また、OB訪問の経験から例え五大商社に行けたとしても
若いうちは自分に裁量権はほとんどなく、会社の歯車として働かなければならないというのも
引っかかっていた点の一つです。
会社名ではなく、一人の人間として対等にお客様と関わりたいということを
私は一番に考えていました。
そこで私は志望業界を専門商社に絞りました。
自分の性格上事務職も向いていないと考えたため、総合職(営業)でエントリーしました。
最初の頃見ていたのは、鉄鋼などのエネルギー系の専門商社です。
しかしながらこちらはあまり上手くいきませんでした。
当時は受かりたくて必死でしたが、今思えばそのエネルギーが人々の生活をどう支えるのか
私の仕事が本当に誰かの暮らしを豊かにできるのかイメージできていなかったからだと思います。
「弊社は東京駅の煙突の建設に携わりました。」と言われても
私は話の規模感が大きすぎると感じました。
6月に入り、もう一度自分のやりたいことについて考えた結果、
就活の軸として「人の支えになる仕事か」という点を重視したいと改めて感じました。
そこで、新たにエントリーを始めました。
この時点で5月末です。
3,就活終盤、内々定獲得編
私が5月末に新たにエントリーしたのは生命保険です。
生命保険は、何かが起こった時にしか役に立ちませんが
不安を取り除くことが豊かな暮らしに繋がるという点で
暮らしを支える仕事であると感じたからです。
今思えば実に浅はかな考えだなぁと思いますが、
営業職で内々定をいただくことができました。
ここで私は承諾しました。
しかし同時進行でエントリーしていた企業がありました。
私が入社を決めた某IT系の専門商社です。
B to Bがメインの企業であるため、一般の方からしたら
何をしているかあまり想像がつかないかもしれませんが
名前だけはきっと多くの方が知っている会社です。笑
エントリーに至った経緯として、
私は3年の冬からIT企業でインターンをしていました。
その会社はいわゆるベンチャー企業であり、ある一つのサービスのみを扱っていました。
そのためクライアントとなる企業の課題がそのサービスで対応できる場合の満足度は非常に高いのですが、
少しでも当てはまらなかった場合や新たに課題が見つかった際に契約を見送ることがありました。
そこでもっとソリューションの多い会社はないのだろうか?と探した結果行き着いたのが
内々定をいただいた企業です。
商社に属するということもありマルチになんでも対応できる点に魅力を感じました。
それなりに対策をしましたが、こちらはエントリーから1ヶ月で
全フロー(①ES,SPI ②動画面接 ③グループディスカッション ④個人面接 ⑤最終面接)を終えました。
4,面接編
ここからは実際の面接で聞かれたことについて
浪人や留学による留年がどう影響したかということも交えてお話しします。
私はエントリー数が非常に少ないため面接経験も少ないです。
この点も反省しているのですが、インターンも通してとにかく面接は場数を踏むべきです。
初めの頃、鉄鋼商社の面接に落ちたのも経験不足以外の何物でもありません。
どれぐらいかというと、ガクチカや自己分析を500字分丸暗記して喋っていたくらいです。笑
面接はあくまで対話で成り立っているので、聞かれたことをその都度話すというのが正解です。
私の場合、経験不足に気づいたのがだいぶ遅かったため
就活エージェントの模擬面接に参加して練習しました。
接客のバイトをしていたというのもあり、元々人と話すのが好きだったので
この対策以来面接はほぼ全て合格しました。
そしてここからはようやく仮面浪人や留学、留年について聞かれたことと
私が答えていたことについてです!
結論から述べますと、これらについてあまり面接で触れられませんでした。
面接で聞かれたこととしたは以下です。
①どうして浪人ではなく仮面浪人をしたのかどうして
②どうして仮面浪人してまで今の大学に入ったのか
以前記事にも書きましたが、私が仮面浪人を選んだのは両親が浪人することを許してくれなかったからです。
しかし、それを正直に伝えてしまうと大事な決断を自分でしなかったように聞こえてしまいます。
そのため、私は「現役で大学に進学する」という両親との約束を守ったと答えていました。
結局意味は同じなのですが、約束を守ったというあくまで自分の意思であった
と伝えた方が面接官のウケは良いと考えました。
そして2つ目、どうして今の大学に入ったのか
これは少し嘘も交えて、学びたい分野の専門の教授がいたからと答えていました。
具体的には、高校時代に読んだ本を書いた教授の元で学びたかったからと答えていました。
これは完全に嘘だったのですが、大学で出会った尊敬する教授の著書を答えて誤魔化していました。
この大学に入ってよかったと思えるくらいの出会いだったので後から事実にしたということで…
多くの企業は事実確認程度で終わりました。
企業「履歴書に〇〇大学中途退学と書いてありますが、これはどういうことですか?」
私「仮面浪人をして今の大学に入学するために中途退学しました。」
企業「そうなんですね。分かりました。」
こんな程度です。
高校卒業から大学入学まで何も書かずに1年空いてもただ浪人したんだなとしか
企業から思われないかもしれませんが、仮面浪人をしたなら正直に書くべきだと私は思います。
他のエピソードと結び付ければ自分の長所の裏付けにもできますし、
何より後からバレた時が非常に面倒臭いと思います。
5,まとめ
ここまで一浪一留した私の就活についてざっくばらんに書いてきました。
結論から述べると、就活中に浪人や留学による留年をマイナスに捉えられたことは一度もありませんでした。
なぜその決断をしたのかさえきちんと言語化できればなんの問題もないと思います!
そしてここからが私が一番伝えたいこと
浪人(仮面浪人)経験をガクチカ(学生時代に力を入れたこと)にしてはいけない!
大学1,2年の頃は、仮面浪人なんて人と違った経験だし、人生で一番努力したことだから
これを就活時もエピソードにしようと考えていました。
しかしながら、企業が求めているのは大学の4年間で力を入れたこと。
受験なんて誰もが経験したことだと受け取られてしまいます。
もっと言えば、大学4年間特に何もしませんでしたと言っているようなものなのです。
一般的にガクチカは3つ準備したほうが良いと言いますが、
アルバイトやゼミ、部活等何でも良いので自信を持って面接で話せるエピソードを探してみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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